猫背がたるみやほうれい線を引き起こすってホント?悪い姿勢ってどんな姿勢?

猫背がたるみやほうれい線を引き起こすってホント?悪い姿勢ってどんな姿勢?

最近、スマホやPCの発達で、一日の中で下向きの姿勢でいる時間が長くなっている方が多くなっているようです。自然と姿勢も猫背のままと言う方も多い様です。その為、若い方でもほうれい線で悩む方が増えているようです。そうなんです。猫背は、ほうれい線を作る原因にもなる様です。姿勢の見直しについてまとめてみました。

 

 

猫背はなぜほうれい線を作ってしまうのか?

 

デスクワークなどの長時間の同じ姿勢での仕事、パソコンの長時間利用、運動不足などの影響で、背中(脊柱起立筋、広背筋、僧帽筋)や腰(大腰筋、腹直筋、内腹斜筋)の筋肉が衰えると、肩甲骨が下がり、腰骨等それぞれの骨が歪み、猫背状態になります。

 

顔から首を通って背中までは、背骨やリンパ線で繋がっていて、猫背になることで、二重アゴやフェイスライン、頬がたるむなどの症状を引き起こしてしまいます。

 

ほうれい線ができる原因としては、「肌の弾力の低下」、「皮下脂肪の肥大化」、「筋肉の質の低下」があります。猫背などの姿勢のゆがみは「皮下脂肪の肥大化」に関連しています。

 

背中(脊柱起立筋、広背筋、僧帽筋)や腰(大腰筋、腹直筋、内腹斜筋)などの筋肉が衰えると、肩甲骨が下がり、腰骨等それぞれの骨が歪み、猫背状態になります。猫背により肩が歪むと、リンパや血液の循環が悪くなり、顔の老廃物の流れが滞り、頬の皮下脂肪に溜まってしまいます。

 

エネルギーの貯蔵、保温などの働きもある皮下脂肪は、皮下組織の大部分を占めます。この皮下脂肪は、加齢とともに代謝機能の衰えで肥大化し、重力の影響により下方向へ落ちていきます。加齢によって筋力も低下するため肥大化した皮下脂肪を支えきれなくなりほうれい線が生まれます。

 

背中や腰などの歪みを直すことでたるみ予防、ほうれい線対策をすることが可能です。特に、現代社会では、パソコンによる長時間のデスクワークや長時間同じ姿勢で立ち仕事や家事をする女性が多いこともあり、背中・肩・肩甲骨が歪む生活を強いられている女性が多いです。

 

急に姿勢を正すことは、難しいかもしれませんが、少しずつ日々気を付けることで、姿勢は、変わってきます。少しずつ変えていく意識がもつことをおすすめします。

ほうれい線が気になったらまず姿勢を見直しましょう

人それぞれ、生活習慣は異なりますが、生活の中で、徐々に胸の筋肉が硬くなり、体幹が弱くなるにつれて猫背になりやすくなると言われています。これらのことに気を付けて生活するだけで、姿勢が変わり、ほうれい線予防につながります。では、具体的には、どうしたら良いのでしょう。

 

胸の筋肉が硬い方

 

 

胸の筋肉が硬くなっている方は、肩甲骨も硬くなっている場合が多いです。意識して、肩甲骨を動かすことで、胸の筋肉も動き、猫背解消へとつながります。また、肩甲骨を動かすことは、ダイエット効果にも良いと言われているので、気が付いた時には、肩から肩甲骨にかけてグルグル回したり、肩甲骨を内側へ引き寄せたりゆるめたりを繰り返すだけで、固まっていた筋肉がほぐれてくると思います。

 

体幹の弱い方

 

 

体幹とは、頭や四股を除く胴体部分のことを指します。体を支える土台になる体幹筋には、3つの役割があります。

 

  • 体を支える・・・・・・・・・経つ、歩く、座るなどの日常生活などの基本的な動作を支える
  • 手足の動きの土台になる・・・手や足を伸ばしたり、ジャンプしたりなど手足の動作のベースになる
  • ひねりや運動の軸になる・・・ゴルフのスウィングや野球でボールを投げたり、ダンスなどの軸になる

 

体幹には、「動かす」表層筋と体を「支える」深層筋の両方が存在し、この二つが連動することで上記3つの役割を果たしています。体幹を鍛えることで姿勢の改善や肩こり、腰痛の軽減、ダイエットにも効果的といわれています。

 

ハードなトレーニングをするよりは、コツコツ継続できるような自分に合ったエクササイズを探して実践してみることで、体幹が強くなり、ほうれい線対策にもなります。体幹トレーニングで話題になったのは、バランスボールを使ったトレーニングですよね。

 

もしかしたら、使わずに家で眠っていると言う方もいらっしゃるのではないですか?数分、ボールの上でトレーニングをするだけで、体幹が強くなり、ほうれい線対策になるのでしたら、使った方が絶対良いですよね。

 

家で、放置状態の方は、是非使いましょう!そうでない方は、「体幹トレーニング」で検索するだけで、いっぱい方法が出てきます。自分に合ったもので無理なくトレーニングすることをおすすめします。

 

バランスボールを使った対策や寝相対策などを紹介している記事は、以下になります。参考にして下さい。

 

たるみ、ほうれい線を作らない姿勢とは?猫背姿勢や姿勢の歪対策

 

たるみ、ほうれい線の原因になる猫背は枕で寝相改善が大事

普段の習慣を変えるだけでほうれい線対策で見た目年齢は変えられる

 

歳を取ってしまうのは、どうしても逆らえないことですよね。でも、年齢よりもわずかで良いから若く見られたいと言うのが、女性と言うものです。しかし、見た目年齢を上げてしまう一番の原因は、口周りのたるみやほうれい線、次に目の周りのシワと言われています。

 

たまに、鏡に向かって、頬を上げたりしていませんか?「このたるみ、このほうれい線さえなければ・・・だいぶ若くみえるな~」なんて鏡に向かって思ったことはありませんか?少し、生活習慣を変えたり、少しトレーニングを頑張るだけで、見た目年齢が変わるのでしたら、やらないよりやった方が、ずっと若く健康でいられるかもしれません。

 

姿勢は、日々の生活習慣で身についてしまっているものです。急には変えられないかもしれません。でも、自分が変えようと思わなければ変えることができなことでもあります。大人になれば常に「姿勢が悪いよ」と注意してくれる人もいないはずです。

 

いわゆる自己管理の部分でもあります。続けるかどうか、老化を遅らせるかどうかも自分次第ということになります。健康で美しく生きていきたいと思う方は、是非、ご自分の姿勢を一度見直してみましょう。

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