顔のたるみにはアスタキサンチン配合の化粧品に注目!その選び方とは?
抗酸化力に優れているアスタキサンチンは、最近、様々な化粧品に配合されるようになりました。体のあらゆるところに入り込み、活性酸素を除去してくれるのが、アスタキサンチンの大きな特長です。その為、美容に関心のある方には、人気の成分となっております。
アスタキサンチン配合の化粧品も種類が豊富で、さて、試してみようと思った時には、まず、どう選んだら良いか迷ってしまいます。スムーズにアスタキサンチンの化粧品を利用できるように、選び方などについてまとめてみました。
アスタキサンチン配合化粧品の特長を知って顔のたるみ改善を目指す
抗酸化力の効果が高いと言われるアスタキサンチンを化粧品配合成分として考えた場合、化粧品成分として配合しにくい問題となるアスタキサンチン特有の性質があります。アスタキサンチンは、熱や光に弱く、油にしか溶けないため、そのままでは、吸収されにくいです。また、分子量も大きく皮膚に吸収されにくい特長もあります。
分子量比較
これらの問題が解決されなければアスタキサンチンを化粧品成分として配合し、皮膚から浸透や吸収をさせるのは、難しいと考えられてきました。その為、現在、化粧品に配合されているアスタキサンチンは、成分の安定性を高めたり、分子の大きさをナノ化するなどの技術により、皮膚へ浸透されやすく変化され、配合されている化粧品が多いです。
アスタキサンチンを化粧品に配合するためには、それなりの技術を持ち合わせていないと配合は難しいと言うことです。ですから、アスタキサンチン配合の化粧品を購入する際には、メーカーのホームページやカタログ、パッケージなどを確認して、配合成分の機能や効果を検討し選んでいくことをおすすめします。
顔のたるみ改善の為にアスタキサンチン配合化粧品を選ぶポイント
様々な抗酸化物質の中でも、効果が高いことで知られるアスタキサンチンは、シミやたるみなどの肌の悩みのほか、乾燥肌の悩みにも働きかけてくれる優秀な成分で、特に、年齢を重ねたお肌のスキンケアで悩まれている方におすすめです。
アスタキサンチンが化粧品に配合された場合の期待される効果
- 紫外線の影響によるシミ・たるみ・シワの予防
- 肌の弾力を保つコラーゲンのサポート
- 肌の保湿効果
アスタキサンチン配合化粧品の選ぶポイント
アスタキサンチン配合の化粧品を選ぶ際には、アスタキサンチンと共に抗酸化作用や保湿効果をもつ成分が配合されているかを確認することをおすすめします。アスタキサンチンそのものも、コラーゲンを守り、潤いを保つ働きがありますが、それをサポートする成分を配合した化粧品を選ぶことで、より高い美容効果を得ることができます。
例えば、高い抗酸化力を持つビタミンCやE、ビタミンCを肌に浸透させるビタミンC誘導体がおすすめです。その他には、保湿効果に優れている「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」なども一緒に配合されているとお肌の保水力を高める効果が期待できます。
上記でもお伝えしましたが、アスタキサンチンは、熱や光に弱く、油にしか溶けない性質をもつ成分です。また、分子量も大きく、そのままでは、肌に浸透しづらいという問題もあります。
その為、アスタキサンチン配合の化粧品を選ぶ際には、できるだけ、分子を細かくナノ化されている化粧品を選ぶことをおすすめします。
ナノ化していない化粧品は、お肌に塗布しても保湿効果はあまり期待できません。ナノ化しているかどうかは、化粧品の販売元の商品説明で確認することで、アスタキサンチンがどのように加工されて、配合されているかを調べることができます。肌への浸透力が高い、アスタキサンチン配合の化粧品を選ぶようにすることをおすすめします。
顔のたるみの為にアスタキサンチンをナノ化するってどういうこと?
上記の「化粧品を選ぶポイント」の中で、アスタキサンチンがナノ化しているものを選びましょうと言うことをお伝えしましたが、ナノ化ってどうなっていれば良いのか・・・?という疑問が沸くと思います。簡単に言うと、ナノ化と言うのは、分子量を小さくしたものと考えて大丈夫です。
では、どれだけ小さければ良いのか?という話になります。お肌に浸透してくれるくらいの小ささということです。ですから、目では確認できないほどの小ささです。
「ナノ」と言うのは、大きさを表す単位の一つです。「センチ」や「ミリ」より小さいものを表す時に使います。1nm(ナノメートル)は、10憶分の1メートルになります。例えば、髪の太さは、1本が約0.1mm程度と言われています。1nmは、髪の毛を10万分の1に割いた太さと言うことになります。すごく、小さいと言うことです。
人間の肌の細胞は、250ナノメートルより大きい物体を通すことはできないと言われています。そこで、ナノ化と言う技術が発達して、化粧品の有効成分を肌の奥まで行き渡らせるようになったのです。ですから、アスタキサンチンも250ナノメートル以下に小さくされていることを確認することは大切です。
大抵、商品のホームページや商品説明の中に、どれほど小さくしてあるかの記載はあると思います。良く、確認してから、アスタキサンチン配合の化粧品を選ぶことをおすすめします。
気になるアスタキサンチン配合化粧品で顔のたるみ改善効果を期待
アスタキサンチン配合の化粧品を選ぶ場合、お肌の特別なお手入れを行うアイテムとして作られている場合が多い、美容液から試すことをおすすめします。ここでは、アスタキサンチン配合のおすすめ美容液をいくつか紹介しています。今後のお手入れの参考にしていただけるとうれしいです。
富士フィルム アスタリフトインフォーカスセルアクティブセラム
アスタキサンチン配合の化粧品と言うと、赤い色と言うのがお決まりのようですが、新しく発売されたインフォーカスセルアクティブセラムは、オレンジ色のジェル状の美容液です。アスタキサンチンを約50nmサイズに乳化したという独自成分のナノアスタキサンチンCP+が配合されています。お肌への浸透率の向上を狙って作られた美容液です。
コーセー アスタブランWリフトセンセーション(医薬部外品)
濃密なコクのあるテクスチャーの薬用クリーム状美容液です。肌にハリ、弾力をもたらす「進化型アスタキサンチンCPX」が配合されています。乾燥による小じわを目立たなくさせ、お肌が潤い、なめらかにしてくれます。コエンザイムQ10、ノニ果汁、グルコシルヘスペリジン、茶エキスなども配合。
DHC アスタキサンチンジェル
オレンジ色のゼリー状のテクスチャーが肌を保護しながら角質層に浸透するジェル状の美容液です。「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」などの保湿成分が配合されています。お肌にハリ、潤いを与えてくれます。
DHCのアスタキサンチンは、ヘマトコッカス藻由来の高品質なアスタキサンチンを採用しています。抽出・加工のプロセスにもこだわり、高い技術でナノ化して配合されているようです。