マルラオイルの精製と未精製の違いは?顔のたるみ改善効果にはどっち?

マルラオイルの精製と未精製の違いは?顔のたるみ改善効果にはどっち?

オイルには、良く精製されたもの、未精製のものと言う感じで分かれていますが、そもそも、精製と未精製の違いは、なんなのでしょう?効果も変わってくるのでしょうか?もし、効果が変わるのだとしたら、加齢とともに生じる顔のたるみ改善の効果にはどちらが良いのでしょうか?

 

そんな疑問を持ちがながら、オイルの精製と未精製についてまとめてみました。

顔のたるみ改善の為に知っておきたいオイルの精製と未精製の違い

左:精製オイル  右:未精製オイル

 

オーガニックコスメと言われている美容オイルを精製と未精製に分ける基準には、抽出法にあるようです。精製と未精製では、原料からオイルになるまでの工程が全く異なるようです。

 

オーガニックコスメとして多用されている未精製オイルは、オイルを製造する工程がシンプルで、丁寧に扱われます。

 

未精製の美容オイルの製造は、洗浄→粉砕・圧縮→遠心分離→濾過という工程を経て、製造されます。

 

  • 洗浄・・・水でごみを洗い流す。
  • 粉砕・圧縮・・・・機会ですりつぶす。
  • 遠心分離・・・油と水、固形物を分離する。
  • 濾過・・・フィルターを通して濾す。

 

未精製オイルの製造方法は、熱を加えないためコールドプレス法とか、低温圧搾法などと呼ばれます。この製造方法は時間がかかりますが、ビタミン、レシチン、芳香物質、油脂微量成分など、熱に弱い繊細な栄養素や香り成分をオイルに残こすことができます。

 

デメリットとしては、酸化しやすいと言う点です。オーガニックコスメの美容オイルは、開封した後は、数カ月以内に使い切らないといけません。 また、植物が成長する土壌や収穫年によって品質が大きく影響を受け安定していないのも欠点です。また、製造工程に時間がかかるので、価格が高いのも特徴です。

 

一方、精製オイルの場合は、オイル製造の工程が複雑です。そのため、大きな工場で大量生産する必要があります。工場の機械により製造されるため、最後の1滴までオイルを絞り取ることが可能です。時に品質の劣化につながる匂いや色調のゆらぎなどは、製造工程で徹底的に除去される点が精製オイルの特長です。

 

精製オイルの製造工程は、だいたい以下の工程を経て精製オイルが製造されます。

 

  • 洗浄
  • 粉砕
  • 圧搾・・・・油が出やすいように高温加熱、摩擦を加える。
  • ヘキサン溶剤抽出・・・・さらに蒸気を加え、搾り出す。
  • 蒸留・・・有害な溶剤を除去。
  • 脱ガム・脱酸
  • 脱色・脱臭

 

時として、着色・ビタミンを添加する場合があります。

 

精製された植物オイルのメリットは、低価格であり、酸化しづらいので長期間品質が安定して保存が可能なところです。デメリットとしては、熱を加えて製造されているので、植物の有効成分であるビタミン類等が含まれないということです。 さらに、ヘキサン溶剤他、化学系成分の添加剤が使用されているということです。

 

ただし、精製オイルの全てが上記のような特長になっているわけでなく、技術の進歩により、溶剤などで化学系成分を使用していない特殊な方法で製造されている精製オイルもあります。

美容オイルの精製と未精製の用途別選び方、顔のたるみ改善にはどっち?

上記までで、精製と未精製の場合の製造工程や特長をお伝えしました。それぞれの特長を簡単に整理すると以下のようになると思います。

 

未精製オイルの特長

 

  • 植物本来の香りや色が残っている
  • 有効成分や栄養素が多く含まれている。一方、肌への刺激も強い場合がある。
  • 抽出に時間がかかるので、比較的価格は高めになる

 

精製オイルの特長

 

  • 未精製オイルと比べると有効成分が少なく化学系成分の添加物がある。
  • 比較的価格は安い
  • 長期保存可能

 

 

未精製オイルと精製オイルの用途別選び方

 

一般的にオイルを使う場合、考えられる用途は、食用か美容用かに分けられると思います。特に、美容用に使う場合、肌に直接つけることになりますので、刺激が弱い方が良いです。植物だと肌に優しいというイメージで考えがちですが、必ずしも「植物は、肌に優しい」とは、限らないのです。

 

薬効成分という言葉があるように、植物には、強い力があります。肌の弱い人やアレルギーを持っている人にとっては、未精製オイルは、刺激が強すぎる場合があります。また、体のホルモンバランスによっても(特に女性の場合)肌の調子は変わりますので、ご自分の肌の状態と向き合いながら、オイルの使い分けをすることをおすすめします。

 

オイルを食用として使用する場合

 

良く、スーパーなどで見かけるオリーブオイルで「バージンオイル」とか「エキストラバージンオイル」と呼ばれるものが売られていると思います。それらは、未精製オイルです。お料理は、香りや風味も含めて味わうものですから、基本的には、未精製オイルがおすすめです。

 

因みに、サラダ油は、なたね油や大豆油などを溶剤で精製したオイルになります。精製過程で「トランス脂肪酸」を作り出すと言われていますので、できれば、調理用には「なたね油」や「米油」などを使うことをおすすめします。

 

オイルを美容オイルとして使用する場合

 

個人差や好みがありますが、肌につけるオイルは、基本的には未精製オイルがおすすめです。しかし、肌の調子が悪い時場合は、あまり刺激を与えないほうがお肌の為なので、精製オイルがおすすめになります。

 

また、極端にお肌が弱い方やアレルギー体質の方は、精製オイルの使用がおすすめです。精製オイルで肌が慣れてきたところで、未精製オイルに変えるという方法もあると思います。例えば、急にどうしても早く治したいニキビができてしまった時などは、未精製オイルをピンポイントで付けることで、治りが早くなります。ニキビに効果的なオイルは、ホホバオイルがおすすめです。

 

加齢とともに気になる顔のたるみ改善について、どちらが効果的かと考えた場合ですが、先に、伝えている様に、未精製オイルの場合は、有効成分も豊富に含まれているという点から、自然と、効果的な方は、未精製オイルと言うことになると思います。しかし、肌が弱い方などは、未精製オイルの使用は、トラブルを招く可能性も大きいので、ご自分の肌の状態を確認して使用することが大切です。

 

また、未精製オイルでも、精製オイルでも、初めての使用時は、二の腕の内側などに少量を付け、バッチテストを行ってから使うようにしましょう。赤くなったり、痒くあったり、ぶつぶつができてしまう場合は、使用を避けた方が良いです。

ヴァーチェマルラオイルおすすめの理由、顔のたるみ改善にも効果的

 

マルラの木になるマルラの実から抽出されるマルラオイルは、古来から、アフリカ伝統医学ではヤケドや妊娠線予防に重宝され、家庭では、美容オイルやベビーオイルなどに使われています。

 

また、マルラは、オイルとして活用するだけでなく、その実をジャムやゼリーなどにして食べられています。マルラの実は、人間だけでなく、現地の野性動物もマルラの実が大好きで、象、猿、キリンたちがこぞって食べているようです。ただ、マルラの実を食べた動物は、なんと、「酔っ払い」になってしまうのだそうです。

 

その理由は、マルラの実は、熟れると木から地面へ落ち、その落ちた実は、ゆっくり発酵が進んでいくので、動物たちが食べる頃には、「自然の果実酒」になっているからだそうです。

 

それほどに栄養分が多い実の場合は、未精製のオイルにした場合、酸化しやすく、品質が安定しないのが特長です。しかし、ヴァーチェのマルラオイルは、栄養素を生かすシンプル圧縮と濾過技術により抽出し、そこから不純物を取り除いた高い精製度で製品化しています。

 

ヴァーチェのマルラオイルは、精製オイルなのですが、十分に有効成分を残しながら精製されたマルラオイルなのです。その為、大量生産はせず小ロットで生産し、販売は通販限定とすることで、在庫は大量におかずつねに鮮度の良い状態で届けるようにしています。

 

精製オイルでありながら、有効成分が豊富と言う点で、ヴァーチェのマルラオイルは、おすすめなのです。

 

 

また、効果については、ビタミンC、Eやオメガ6,9などの成分が豊富であるため、優れた抗酸化作用と保湿力でお肌の老化を予防し、顔のたるみ改善にも効果的なアイテムの一つになると考えられます。

 

 

更に詳しい効果。効能については、以下の記事を参考にして下さい。

 

顔のたるみ改善効果に期待!マルラオイルのすごい効果、効能とは

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